Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

10月にフィッシング攻撃が急増、過去最悪を更新 - 初の6万件台に

EMCジャパンRSA事業本部は、10月に同社が観測したフィッシング攻撃の状況を取りまとめた。8月以降急激に増加し、過去最悪となった。

20131129em_001.jpg
フィッシング攻撃件数の推移(グラフ:EMC)

同社が把握した10月のフィッシング攻撃は6万2105件。同社の調査開始以来はじめて6万件台に突入し、過去最悪を記録した。前月の4万6119件から35%増となり、2カ月連続で大幅な増加。8月の3万3861件から倍増している。

フィッシング攻撃を受けた回数の割合を国別に見ると、米国が81%と突出しており、前回の50%から大きく上昇した。イギリスが5%で続いている。

フィッシング攻撃を受けたブランドは265件で前月の304件から縮小。5月の351件をピークに減少傾向が続き、300件を割り込んだ。5回以上の攻撃を受けたブランドは134件。

攻撃を受けたブランドの割合を国別にみると米国が32%で変わらずトップ。前月から4ポイント上昇した。イギリス(9%)、インド(7%)と前回とトップ3の順位は変わらない。

フィッシングサイトのホスト国の割合は、米国が45%を占めた。前月を3ポイント上回っている。ドイツが5%で続く。日本国内でホストされたフィッシングサイトは3件。前月の15件から縮小した。

(Security NEXT - 2013/11/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セキュリティ相談が1.8倍に - 「Emotet」関連や「不正ログイン」相談が急増
2020年3Qのインシデント、前四半期比約1.2倍に - 探索行為やサイト改ざんが増加
警察庁、キャッシュレス決済サービスの不正出金で注意喚起 - 便乗詐欺にも警戒を
約4割でインシデント被害、対応費用は約1.5億円 - 4.4%が「Emotet」経験
衰え見せぬフィッシング攻撃 - 報告、URLともに最多記録を更新
ネット利用者半数超、パスワード文字数「8文字以下で安全」
フィッシング報告、2万件の大台突破 - 上位4ブランドで9割超
フィッシング攻撃が多い曜日は? - 悪用ブランドはMSが突出
偽不在通知SMSをクリックするとどうなる? - 動画で紹介
新型コロナ便乗サイバー攻撃、3カ月で40倍