ファイア・アイ、脅威対策の新プラットフォーム「Oculus」を発表 - 新モデル「NX 10000」を投入
ファイア・アイは、脅威対策の新プラットフォーム「Oculus」を発表した。さらに従来比4倍の性能を実現したという新モデル「NX 10000」を市場へ投入する。
「Oculus」では、シグネチャに依存せず仮想化技術を活用することで、外部から受信するファイルに対してマルウェア解析を行う「Multi-Vector Virtual Execution(MVX)エンジン」を搭載。また「Dynamic Threat Intelligence(DTI)」では、利用者のアプライアンスより収集した最新の脅威情報を活用できる。
さらに収集したビッグデータをリアルタイムに解析することで、想定される被害と実際の被害を把握することが可能。過去に発生した高度な標的型攻撃などの情報を同社のAPT検知センターにて解析し、セキュリティ対策の強化を支援する。
また同社は、セキュリティアプライアンスの新モデル「NX 10000」を発表した。ネットワークの境界に配置し、ウェブサイトやメール経由の攻撃や、組織内部で感染したマルウェアの通信を遮断する。
同モデルでは、マルチギガビットの通信速度に対応し、従来比4倍の性能を実現したという。またアプライアンスのサイズを従来の半分に抑え、消費電力を従来より約20%抑えている。
(Security NEXT - 2013/09/13 )
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