Facebook利用者の3割、知られたくない相手に投稿を読まれた経験
Facebookユーザーの約3割に、投稿した情報を知られたくない相手に閲覧された経験があることがトレンドマイクロの調査で判明した。
同調査は、同社がFacebookを利用する18歳から49歳の男女312人を対象に、11月9日から11日にかけて実施したもの。
Facebookに登録している情報は、「氏名(89.7%)」「性別(90.4%)」「出身地(69.6%)」「居住地(66.7%)」などは比較的高く、一方で「プロフィール写真(34.9%)」「勤務先(29.5%)」などは少ない傾向にあった。
利用者の83.7%が「プライバシーが気になる」と回答。投稿した情報が知られたくない相手に見られていた経験については、「よくある(7.1%)」と「たまにある(26%)」をあわせると33.1%にのぼる。さらに63.1%が、「友達承認したくない相手から申請が来たことがある」と答えている。
「特定のアプリをダウンロードしてから、スパムメールが送られてくるようになった」「不適切なサイトやクリック先に誘導された」といった問題も約2割のユーザーが経験していた。
Facebook上でのトラブルや人間関係のストレスを避けるための対策としてもっとも多かったのが「個人情報は最小限しか登録しない(53.5%)」で、「不特定多数に見られてもよいレベルしか投稿しない(49.4%)」が続く。
Facebookのプライバシー設定を活用していると答えた利用者は34.6%にとどまり、設定方法については85.6%が「わかりにくい」、78.5%が「設定変更が面倒」と回答している。
(Security NEXT - 2012/11/27 )
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