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7月はウイルスも相談件数も軒並み減少 - IPAレポート

侵入被害の内訳は、他サイト攻撃の踏み台に悪用されたケースが2件、データベースから設定情報を盗まれたケース、およびファイルを勝手にアップロードされていたケースがそれぞれ1件。侵入原因は、設定不備が3件だった。なりすましは、IP電話サービスを勝手に利用されたものだという。

同機構へ寄せられた相談総件数は1490件で、6月の1692件から減少した。「ワンクリック不正請求」に関する相談も461件で、前月より減少している。

「偽セキュリティ対策ソフト」に関する相談が8件、「Winny」に関する相談が7件、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談」が2件寄せられている。

(Security NEXT - 2011/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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