業務用モバイルデバイスの63%が私的に利用 - 4割が紛失や盗難を経験
約半数の企業がモバイルデバイスに依存している一方で、ユーザーの51%がパスワードやPINコードをデバイスに保存し、42%はクレジットカード情報を保存。
また34%が業務上の機密情報を保存していた。くわえて、企業ネットワークに接続しているデバイスの63%が私的に利用されている。
モバイルデバイスは紛失や盗難の可能性が高く、10社中4社が紛失や盗難を経験。被害端末の半数に重要な業務情報が含まれており、その3分の1では金銭的な被害にまで及んだという。また紛失後も10社に1社は予算を理由に対策を講じていなかった。
モバイルデバイスに関するポリシーは95%の企業が策定しているが、自社のポリシーを理解している従業員は27%にとどまっている。また、10社中4社は端末からのネット接続やダウンロードを無制限に許可しているなど、ポリシーの甘さも目立った。
(Security NEXT - 2011/05/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
先週注目された記事(2025年9月14日〜2025年9月20日)
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
産後ケアの利用者名簿を委託業者にメールで誤送信 - 館林市
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
楽天モバイルに行政指導 - 不正ログインで「通信の秘密」漏洩

