Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

楽天モバイルのホームルータに複数の脆弱性 - アップデートを実施

楽天モバイルのホームルータ「Rakuten Turbo 5G」に複数の脆弱性が判明した。ファームウェアのアップデートを提供している。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、OSコマンドインジェクション「CVE-2024-48895」をはじめ、重要な機能における認証欠如の脆弱性「CVE-2024-47865」、情報漏洩の脆弱性「CVE-2024-52033」が明らかとなったもの。

「CVE-2024-48895」については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」においてベーススコアが「8.8」と評価されており、のこる2件の脆弱性については「5.3」と評価されている。

同脆弱性は、NeroTeam Security LabsのSamy Younsi氏がJPCERTコーディネーションセンターへ報告したもので、調整を経て公表された。

楽天モバイルでは、脆弱性を修正したファームウェアのアップデート「バージョン1.3.19」をリリースしており、自動で適用されるという。

ファームウェアの自動アップデート設定を無効化している場合は、ファームウェアを更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
国勢調査員が調査世帯一覧などを紛失 - 目黒区
小学校で指導記録を児童用端末に誤配信 - 江戸川区
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
サイト掲載PDFに個人情報、墨塗りするも参照可能 - いすみ市
三井ショッピングパーク会員サイトで不正ログイン被害を確認
解約手続時に部外者同席、契約情報もとに他社営業 - ジブラルタ生命
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正