2010年の新種マルウェアは200万件超 - G Dataレポート
下半期を上半期と比較すると増加が目立ったのは「アドウェア」。全体に占める割合は3.2%と高くないものの、増加率は66ポイントを記録した。逆に目立って減少したのは「ルートキット」で、61ポイント減少したという。
下半期に亜種が多かったのは、ダウンローダーやキーロガー、ファイル暗号化の機能が統合された「Genome」だった。次いで個人情報を盗み出す「Buzus」、感染コンピュータの遠隔操作を可能にする「Hupigon」と続く。
2010年下半期の注目トピックとしては、「WikiLeaks」の影響拡大と賛否の論争激化、「Stuxnet」による産業インフラへの攻撃、Javaの脆弱性を狙った攻撃の3点を挙げている。
(Security NEXT - 2011/02/25 )
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