Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JPCERT/CCがサーバのセキュリティ設定見直しを呼びかけ - 国内に踏み台が多数存在

同センターのインターネット定点観測システムでも同ポートに対するスキャンニングの急増を2010年7月ごろより観測しており、約8割がこうした攻撃によるものだという。同センターでは、12月にオープンソースのIP-PBXサーバ「Asterlisk」利用者へ注意喚起を行っている。

同センターが不正に設置されたプログラムを調査したところ、脆弱性検証ツールが改造され、攻撃者へ収集した情報を送信するようプログラムされていた。UnixやLinux環境で動作している可能性がある。

侵入を受けたサーバもLinuxサーバだった。設置されていたファイルパスは「 /.old/aloha」で、同センターはプログラムが設置されていないか確認を求めている。

(Security NEXT - 2011/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ドメインやホスティングが停止すると不安煽るフィッシングに警戒を
日米豪など8カ国が共同署名 - 中国関与の「APT40」へ対抗
「PHP」の脆弱性、国内でも被害発生 - IPAが注意喚起
千葉大が迷惑メールの踏み台に - ホスティング事業者の通知で発覚
セミナー事務局のメルアカからスパム送信、原因を調査 - 広島県
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
計算用サーバが攻撃の踏み台に、テストアカを侵害 - お茶大