Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2010年にリリースされたMSのセキュリティパッチに見る脆弱性の変化

従来攻撃、攻撃対象となることが多かった通信やサービスについてプログラム数はほぼ横ばい。割合で見ると2009年の30%から16%へ減少している。

こうした現状について、脆弱性の研究対象が画像やフォント処理などに移行していると同社では分析している。ワームなどネットワーク経由の感染活動ではなく、ウェブやメールを通じてユーザーにファイルを開かせる攻撃手法へ移行していることが大きく影響している。

同社セキュリティレスポンスチームでチーフセキュリティアドバイザーを務める高橋正和氏は、組織のネットワークへ侵入を防ぐ従来の境界領域防御が機能しなくなっていると指摘する。

脆弱性を攻撃するファイルが組織内部に入り込むことを考慮し、エンドポイントのセキュリティ対策をしっかりと実施する必要があり、ユーザー任せではなく、強制力を持った管理を進めていかなければ対応が難しい状況になりつつあると、同氏は語っている。

(Security NEXT - 2011/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

先週注目された記事(2026年5月31日〜2026年6月6日)
先週注目された記事(2026年5月24日〜2026年5月30日)
「セキュリティ10大脅威2026」発表 - 多岐にわたる脅威「AIリスク」が初選出
先週注目された記事(2026年5月17日〜2026年5月23日)
先週注目された記事(2026年5月10日〜2026年5月16日)
先週注目された記事(2026年5月3日〜2026年5月9日)
先週注目された記事(2026年4月26日〜2026年5月2日)
インシデント件数が24%減 - GitHub悪用の標的型攻撃も
2026年1Qの脆弱性届出、ソフトとサイトともに減少
「JVN iPedia」の脆弱性登録、微減するも4四半期連続で1万件超え