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進まぬセキュリティ対策や認知度 - Adobe Readerアップデート実施は6割未満

セキュリティパッチを行わない理由としては、更新方法がわからない(40.9%)。費用がかかる(30.4%)、手間がかかる(24.2%)との声が目立つ。

「更新するメリットがわからない(18%)」「更新する必要性を感じない(5.3%)」といった否定的な回答も前回調査から引き続き減っておらず、傾向に変化は見られなかった。

被害やトラブルを被った内容としては、大量にメール送信をされたとするユーザーが18.6%でトップ。ウイルス感染が11.4%で続いている。メールやウェブ上で架空請求されたケースもそれぞれ約4%が経験していた。

個人情報の流出被害に遭ったユーザーは、1.7%で2009年の調査から3.6%から半減。また自分のパソコンから個人情報を流出させてしまったユーザーは0.5%だった。

(Security NEXT - 2010/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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