進まぬセキュリティ対策や認知度 - Adobe Readerアップデート実施は6割未満
偽セキュリティ対策ソフトをインストールしてしまったとするユーザーも0.5%に上っている。金銭的な被害に遭ったユーザーは3.1%。初級レベルを除き、習熟度が高いユーザーほど金銭的な被害を被る割合が高かった。
今回より利用者が拡大しているスマートフォンに関する調査も行われている。調査対象者における利用率は9.3%で、利用者の8割以上が何らかの不安を感じていた。
54.5%と最多だったのが「紛失、盗難」、次いで48.7%の「データ盗難・漏洩」だった。「第三者による不正利用(39.7%)」「ウイルス感染による不正利用(39.5%)」なども多い。
セキュリティ対策については、半数超となる53.4%が「ウイルス対策ソフト」を必要と考えていたほか、「データの暗号化による紛失時の対策(43.6%)」「リモートロック等の不正利用防止機能(36.3%)」など紛失時の対策が続く。
(Security NEXT - 2010/12/21 )
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