約8割がスマホアプリ開発時などにセキュ対策 - 「自信ない」との声も
ラックは、スマートフォンアプリ開発者向けにセキュリティに関する意識調査を実施し、結果を取りまとめた。8割が開発や委託時にセキュリティ対策を実施したり、検討する一方で不安を持つ開発者も少なくない。
同調査は2021年9月21日から28日にかけて、スマートフォンアプリ開発者を対象にウェブでアンケートを実施し、結果を取りまとめたもの。
有効回答数441件のうち、「スマホアプリを開発している」と回答した164人にスマホアプリのセキュリティ対策の実施や検討を行うタイミングを聞いたところ、「システム開発を行う際、委託する際」が80.5%でもっとも多い。
「ユーザーから問い合わせがあったとき(37.8%)」「システム開発ベンダーに推奨されたとき(31.7%)」「セキュリティベンダーに推奨されたとき(25.6%)」が続く。
17.2%が、「スマホアプリ開発時のセキュリティ対策に自信がない」と回答。具体的な不安の内容を見ると、50.2%と約半数が「外部からのスマホへの不正アクセスによる業務影響」を挙げている。
ついで「マルウェア感染による業務影響」が46.3%と多く、「デバイスに機密情報を保存すること(38.4%)」「デバイスから機密情報を閲覧すること(34.0%)」など機密情報管理を心配する開発者も少なくない。
(Security NEXT - 2022/02/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
スマホ利用シーンの脅威トップ10を発表 - JSSEC
メタバースセキュリティガイドラインの一部を公開 - 関連3団体
メタバース活用におけるセキュリティを考えるオンラインイベント - JSSECら
「情報セキュリティ10大脅威 2023」 - 組織は「ランサム」が引き続き首位
2022年4Qの脆弱性届出 - ソフトとサイトいずれも減少
2022年12月のフィッシングURL、7カ月ぶりの1万件台
2022年3Qの脆弱性届け出、ソフトとサイトのいずれも増加
IPA、教則本「情報セキュリティ読本」を4年ぶりに改訂
Androidアプリのセキュアコーディングガイドに新版 - JSSEC
パーソナルデータ流通の標準化に注力 - SIOTP協議会