「Bredolab」亜種がランクイン、メールに添付されたzipファイルに注意 - マカフィーレポート
マカフィーは、8月に同社データセンターで検知したウイルスなどの状況を取りまとめた。「Bredolab」の活動が再び活発化したほか、偽セキュリティソフトも多数確認されている。
同社がまとめたランキングによれば、検知企業数とマシン数のトップは変わらず、オートラン機能を悪用するワーム「Generic!atr」だった。また同ワームよって感染し、オンラインゲームのパスワードを盗む「PWS-Gamania」についてもランキング上位に入っている。
8月には、「Bredolab」の亜種である「Bredolab.gen.c」「Bredolab!n」があらたにランクインした。請求書や配送確認などを装ったメールにzipファイルとして添付されるケースが確認されており、感染すると偽セキュリティソフトやZbotをダウンロードする。
偽セキュリティソフト「FakeAlert」をインストールするトロイの木馬「Downloader-CEW」が、検知企業数の8位、マシン数の10位へ新規にランクインした。
(Security NEXT - 2010/09/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知
EC事業者の4社に1社、不正アクセスや不正注文を経験
悪意あるファイルの検知、前年比5.7%増 - 1日平均約38万件
2021年の上場関連企業の個人情報事故は137件 - TSRまとめ
4割強「コロナ禍でネットのトラブル増えた」
10月は通信キャリアを装うフィッシングサイトが前月比3.6倍に
テレワーク実施、2021年は2020年に比べて微減 - MMD研究所調べ
「RDP」に対するブルートフォース攻撃が倍増 - ESETレポート