5月の一時的な小康状態から一転、フィッシング攻撃が高水準に
フィッシング対策協議会は、6月のフィッシング攻撃の報告状況を取りまとめた。前回から大幅に増加している。
2月から4月にかけて50件から70件と高水準で推移したのに対し、5月は一転12件と大幅に減少。しかし再び59件と高い水準へ数字を戻した。フィッシング攻撃で悪用されたURLについても前月から55件増加し、84件となっている。
一方、ブランドの悪用は18件で前回調査から4件減少。携帯電話利用者を狙った「モバゲー」のフィッシング報告や「マスターカード」ブランドの悪用が目立ったという。
また同協議会によれば、フィッシングメールが送信される傾向として週末を狙うケースが多いとして注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2010/07/05 )
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