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脆弱性DBの登録件数が8000件を突破 - IPA

アクセス数のランキングでは、「SSL および TLS プロトコルに脆弱性」がトップ。「複数のDNS実装にキャッシュポイズニングの脆弱性」「OpenPNE におけるアクセス制限回避の脆弱性」が続いた。

同四半期中に登録された脆弱性が4件、2009年に登録された脆弱性が3件、2008年以前の脆弱性が3件だった。深刻度では8件が「警告」「注意」が2件だった。

一方、2009年4月から2010年3月まで1年間を通じてアクセス数が多かった脆弱性は、「複数のDNS実装にキャッシュポイズニングの脆弱性」が首位だった。10位圏内の深刻度を見ると、もっとも高い「危険」が2件、続く「警告」が6件、「注意」が2件。

上位10位以内に期間中に明らかになった脆弱性は1件もなく、2009年に明らかになった脆弱性も2月に明らかになった5位の「Apache Tomcat における情報漏えいの脆弱性」のみ。大半は7件は2008年、2件は2007年に明らかになった脆弱性だった。

(Security NEXT - 2010/04/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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