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特定のIPやURLに対するフィッシング攻撃の増加傾向が続く - シマンテックスパムレポート

フィッシング攻撃の総量も2月より3ポイント減少しているが、これはフィッシングツールキットによる攻撃が前月比35ポイントと大幅に減少したことがおもな原因と分析している。一方、特定URLへの攻撃は1.5ポイント、特定IPへの攻撃は4ポイント増加した。

3月には、電子決済サービスを提供している企業を標的とした大規模なフィッシング攻撃が確認された。フィッシング攻撃全体の4.4%を占め、おもに英語とフランス語のフィッシングサイトが利用されたという。

その他の傾向として、求人関連のスパムが目立っていることや、「.cn」ドメインに代わって「.ru」ドメインのURLを含むスパムの増加などを挙げている。

(Security NEXT - 2010/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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