アスキーアートスパムがカラフルに進化 - 今後増加の可能性も
カラーのアスキーアートを利用したスパムメールが発生している。メッセージラボジャパンが確認したもので、医薬品販売サイトへ誘導するものだった。
アスキーアートによる攻撃は、受信者の目を引く以外にも、キーワード検索によるスパム対策技術の回避を目的として今まで発生しているが、今回の攻撃ではHTMLメールを利用し、カラー化していた。
同社によれば、今回確認されたのは医薬品関連のスパムで、ボットネットによる配信ではなく件数は少ないという。しかし、医薬品関連スパムの割合は約82%と大半を占めている現状からも、今後同様の攻撃が増加する可能性もあると同社では警戒を強めている。
(Security NEXT - 2010/04/13 )
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