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脅威のトップは「Conficker」、オートラン機能を悪用する亜種で被害が拡散 - ESET2009年まとめ

キヤノンITソリューションズは、ESETが2009年にマルウェアの追跡システム「ThreatSense.Net」で観測したウイルス検知の状況について発表した。

同社がまとめた2009年の年間マルウェアトップ10によれば、1位は全体の8.97%を占めた「Win32/Conficker」だった。

Windowsの脆弱性を悪用して感染を広げるワームとして登場したが、共有フォルダやリムーバブルメディア経由で感染する亜種が発生。これらの亜種も被害を広げており、ランキング5位にはオートラン機能を悪用する亜種「INF/Conficker」が入った。

2位は7.87%検知されたリムーバブルメディア経由で感染を広げる「INF/Autorun」。9位にも「Win32/Autorun」が入っている。いずれもオートラン機能を無効にすることが対策として有効であるとして、実施するよう呼びかけている。

3位は、オンラインゲームのアカウント情報を盗み出す「Win32/PSW.OnLineGames」で、全体の7.83%を占めた。いたずら目的だけでなく、ゲーム内通貨やアイテム、アバターなどを詐取して売却し、利益を上げる目的にも使われている。4位以下になると全体に占める割合も低く、1位から3位までが突出していることがわかる。

このほか、2009年に目立ったトピックとして、Adobe製品の脆弱性を狙った攻撃の多発や、偽セキュリティソフトの増加、「Jailbreak」されたiPhoneの脆弱性を攻撃するマルウェアの出現などを指摘。

さらに2010年の脅威予測として、世界的なイベントやニュースでユーザーの関心を引くソーシャルエンジニアリング的手法を使った攻撃の増加や、モバイルデバイスを狙った攻撃の増加、偽ソフトウェアを使った詐欺行為の増加、SNSサイトの悪用、標的型攻撃の深刻化などを挙げている。

同社が発表したマルウェアのトップ10は以下のとおり。

1位:Win32/Conficker
2位:INF/Autorun
3位:Win32/PSW.OnLineGames
4位:Win32/Agent
5位:INF/Conficker
6位:Win32/Pacex.Gen
7位:Win32/Qhost
8位:WMA/TrojanDownloader.GetCodec
9位:Win32/Autorun
10位:Win32/Injector

(Security NEXT - 2010/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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