Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

偽セキュリティ対策ソフトがトップ10圏内に3種 - トレンドマイクロ調査

トレンドマイクロは、1週間に発見や報告を受けたウイルスの状況を取りまとめた。

国内では、今回も前回同様「MAL_OTORUN2」がトップを獲得した。前回感染が拡大していたボット「TROJ_MAILBOT.GA」は、9位へ順位を落としている。

2位には「WORM_DOWNAD.AD」、3位には「CRYP_KRAP」が続いた。また偽セキュリティ対策ソフトが4位や5位へ3種類がランキングへ入っている。海外でも「MAL_OTORUN2」の勢いは衰えておらず首位を獲得。「CRYP_MANGLED」「CRYP_KRAP」が続いた。

同社がまとめたランキングは以下のとおり。

国内のウイルス感染および発見報告数(10月5日から10月11日まで)

1位:MAL_OTORUN2
2位:WORM_DOWNAD.AD
3位:CRYP_KRAP
4位:MAL_FAKEAV-9
5位:MAL_OTORUN1
5位:TROJ_FAKEAV.BNO
5位:TROJ_FAKEAV.PEP
8位:CRYP_NSANTI-10
9位:CRYP_OPET-3
9位:MAL_OTORUN
9位:MAL_PCLIENT
9位:PE_INDUC.A
9位:TROJ_MAILBOT.GA
9位:WORM_GAMETHI.FNT

全世界のウイルス感染および発見報告数(10月8日から10月14日まで)

1位:MAL_OTORUN2
2位:CRYP_MANGLED
3位:CRYP_KRAP
4位:CRYP_OPET-3
5位:MAL_VUNDO-9
6位:MAL_OTORUN1
7位:CRYP_VUNDO-28
8位:CRYP_VUNDO-23
9位:WORM_DOWNAD.AD
10位:CRYP_NAIX-7

(Security NEXT - 2009/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知