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原発で利用する放射性物質の解析プログラムに不具合

原子力発電所などで利用されている解析用プログラムの一部不具合が見つかった。報告を受けた原子力安全・保安院では、東京電力へ調査を指示している。

不具合が見つかったのは、放射性核種分析装置のデータ処理プログラム。東京電力が機器の製造会社より不具合を確認したとの連絡を受けて同院へ報告した。プログラムは、原子力施設以外にも大学、研究機関など一般的に幅広く利用されているという。

問題の不具合は、放射性物質量を計算する際に、採取時にさかのぼって補正するプログラムのパラメータに問題があったもので、採取時の値に誤差が生じるという。

ただし、原子力発電所の放出管理における主要核種ではなく、原子力施設外への放出管理においては通常検出されない核種ではないため、東京電力では放出管理に測定結果への影響はないとしている。

同院では、影響など詳細について調査、報告するよう東京ガスへ求めており、調査結果がまとまり次第、同院へ報告する予定。

原子力安全・保安院
http://www.nisa.meti.go.jp/

東京電力
http://www.tepco.co.jp/

(Security NEXT - 2009/10/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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