Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

グループ会社で個人情報流出の可能性、機微情報への影響は調査中 - 日本原燃

原子力発電所の使用済燃料の再処理事業などを手がける日本原燃は、複数のグループ会社においてマルウェアの感染が確認された問題で、取引先や従業員の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

2月に同社グループ会社である六ケ所げんねん企画やジェイテックにおいて端末のマルウェア感染が判明。六ケ所げんねん企画においては、マルウェアに関連すると見られる不審なファイルが見つかった端末内部に関係者に関する個人情報が保存されていたことから、詳細について調査を進めていた。

フォレンジック調査を行った結果、グループ会社の共通システムがサイバー攻撃を受け、マルウェアに感染していたことが判明。ジェイテックにおいて個人情報が流出した可能性があることが判明した。

対象となるのは、2003年11月6日から2023年2月18日までにジェイテックより受発注した保修工事などの業務における取引先関係者や、ジェイテックに在籍した従業員などあわせて約1万人。約9割が取引先関係者の情報だという。氏名、住所、電話番号、性別、生年月日、所属会社、身分証のコピーなどが含まれる。

同社は8月3日に個人情報保護委員会へ事態を報告した。共通システムが侵害された原因についてはコメントを避けている。核防護の関連情報など機微情報への影響については引き続き調査を進めている。

また当初情報流出の可能性を公表していた六ケ所げんねん企画に関しては、フォレンジック調査の結果、情報流出はなかったと結論づけた。日本原燃への影響についても否定している。

(Security NEXT - 2023/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MS 365」に不正ログイン、個人情報流出の可能性 - 日経米子会社
開示文書の墨塗り個人情報、出力ミスで参照可能に - 北九州市
事業者宛てメールで複数の誤送信が判明 - 公共施設の管理運営会社
米当局、脆弱性3件の悪用を警告 - 「Ivanti EPMM」「PAN-OS」は緊急対応を
Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
「Spring Cloud Config」にパストラバーサルなど複数脆弱性
動作確認ページ残存、ボランティア登録者メアドが閲覧可能に - 名古屋市
複数脆弱性を修正した「Firefox 150.0.2」をリリース - Mozilla
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
暗号化通信ライブラリ「GnuTLS」に複数脆弱性 - アップデートで修正