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核防護関連の原子力事業者宛送信メールで誤送信 - 原子力規制庁

原子力規制庁は、非公開の会合について案内するメールを関係者に送信する際にミスがあり、メールアドレスが流出したことを明らかにした。

同庁によれば、10月3日18時半ごろ、核物質防護に関わる業務を行う原子力事業者などの関係者105人に非公開会合の開催案内をメール送信した際、送信先を誤って「CC」に入力したもの。受信者間でメールアドレスを確認できる状態となった。

問題のメールにおいて、メールアドレス以外に機密にあたる情報は含まれていなかったとしている。

約30分後に問題へ気づき、対象となる関係者に誤送信したメールの削除を依頼するメールを送信した。誤送信先においてメールが削除されたか、翌4日より順次確認を進めている。

(Security NEXT - 2023/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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