Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

柏崎刈羽原発の火災防護関連資料を紛失 - 東電

東京電力ホールディングスは、柏崎刈羽原子力発電所に関する書類を従業員が持ち帰った際に紛失したことを明らかにした。核物質防護に関する情報は含まれていないという。

同社によれば、5月19日に従業員がテレワークのため同原発6号機に関する書類80枚を持ち帰ったが、自家用車の屋根に書類を置いたまま発車したことで書類が落下、そのまま紛失したもの。

翌20日に住民から柏崎市内で書類を拾得したと申し出があり、同社が確認したところ、従業員が紛失したものであることが判明した。

5月22日の時点で書類38枚の所在がわからなくなっている。いずれも同原発6号機の火災防護や溢水防護に関する情報が記載されていた。原子炉安全上重要な情報や、核物質防護に関する情報は含まれていないとしている。

(Security NEXT - 2023/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
あらたな脅威へ対応する設定ファイルが原因に - CrowdStrike障害
Windows端末の障害問題に便乗するサイバー攻撃が発生中
CrowdStrike、Windows環境での不具合で声明 - 復旧方法も紹介
一部Window端末が正常に起動できず - CrowdStrikeが不具合認める
システムの仕様を知らずメール誤送信が発生 - 東京都福祉保健財団