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「処理水放出」に便乗するフィッシング - 「1000万円を支払う」と偽サイトへ誘導

東京電力福島第一原子力発電所において、8月24日より処理水の海洋放出が開始されたが、こうした話題に便乗するフィッシング攻撃が確認された。

ALPS処理水による病気と診断された場合に「1000万円を支払う」などとだまし、偽サイトへ誘導するフィッシングメールが出回っているもの。

問題のメールでは、生命保険会社の「日本生命」を名乗り、被害に対して無償で保障するなどと説明。100万人を定員に支払うなどとし、あたかも金銭の受け取りができるかのような説明を行い、誘導していた。

誘導先のフィッシングサイトでは、氏名や生年月日、メールアドレス、住所、電話番号のほか、クレジットカード情報などを入力させ、詐取しようとしていた。

同社や同協議会では、類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/09/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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