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DNPら、クラウドへ暗号化したデータを分散保管するサービス

大日本印刷、デジタル・メディア総合研究所、SCMマイクロシステムズ・ジャパンの3社は、クラウドを利用したデータ保管サービスを12月より開始する。

DNPが開発したデータ保管システム「TranC’ertDNA」と、SCMマイクロシステムズのアプリケーション搭載USB型リーダライタ「@MAXXTMlite」を組み合わせたデータ保管ソリューション。クラウド導入ノウハウを持つデジタル・メディア総研が販売を行う。

「TranC’ertDNA」は、データを暗号化して複数クラウドに保存することが可能。分散技術により、データを保存した1台のサーバで障害が発生しても、他サーバのデータから復元できる。一方で1台のサーバ上にあるデータから復元は行えないため、漏洩リスクを下げることができる。

月額利用料は2万1000円から。別途初期費用が必要。サービス開始にあたり、9月14日よりトライアルの提供を開始する。

(Security NEXT - 2009/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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