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ウェブ狙う攻撃の痕跡を検出するログ解析サービス - ビットフォレスト

ビットフォレストは、ウェブサイトを標的とした攻撃の痕跡を検出するログ分析ツール「Loggol」を提供開始した。

同サービスは、ウェブサーバのアクセスログを解析し、ウェブアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃の痕跡を検出するクラウドサービス。

ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)の検知ロジックなどを活用。2023年11月よりベータ版を提供していたが、機能を強化した上で正式にサービスの提供を開始した。

「SQLインジェクション」「クロスサイトスクリプティング(XSS)」「コマンドインジェクション」「パストラバーサル」「ブルートフォース攻撃」「異常なアクセスパターン」など、ウェブアプリケーションやウェブサーバを狙った攻撃の検出に対応。

所定フォーマットのアクセスログをサービスにアップロードすることで分析することが可能。分析は数秒から数分以内に終了し、結果を参照できる。連携するための「WebAPI」も用意した。

またプランごとのログサイズや行数の範囲内であれば、複数サイトのログ分析を行うことが可能。料金は、ベーシックサービスが月額2万円から(税抜)。

(Security NEXT - 2024/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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