遷移条件の設定にも対応、クラウド型のウェブ脆弱性診断サービス
GMOサイバーセキュリティbyイエラエは、ウェブアプリケーションの脆弱性診断サービス「GMOサイバー攻撃ネットde診断for Webアプリ」を提供開始した。
同サービスは、クラウドサービスとして提供し、ブラウザ上よりウェブサイトの脆弱性を診断などを行えるツール。診断対象であるウェブサイトのトップページURLを指定すると、サイト内をクローリングして脆弱性の診断を実施する。
「SQLインジェクション」「クロスサイトスクリプティング(XSS)」「クリックジャッキング」など28種類の脆弱性を診断可能。特定のフレームワークやアプリの脆弱性についても検出し、CVE番号を表示する。
特定条件下でのみ遷移が可能となるページについては、ユーザーが遷移方法を指定することで対応できるとしている。
診断結果はオンラインのシステム上でレポートとして提供し、検出された脆弱性のリスクレベルや対策方針を参照することが可能。CSVやPDF形式によるダウンロードにも対応している。
今後も診断項目を追加していく予定で、2025年中にAIエンジンの導入なども計画している。
(Security NEXT - 2024/10/24 )
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