保険料算出に「AWS Security Hub」の評価を活用 - 東京海上日動
東京海上日動火災保険は、Amazon Web Services(AWS)と技術連携すると発表した。クラウド環境のセキュリティ状況を保険料算出に反映したサイバー保険を展開するという。
同社によれば、AWS利用者の同意のもと、提出されたデータを活用。クラウドにおけるセキュリティ対策状況やリスク量の変化などのデータを活用し、クラウド環境に特化したサイバーリスク評価手法の研究や、保険の引受判断について高度化を図る。
2024年中には、AWSのセキュリティ対策状況をスコア化するセキュリティ体制管理サービス「AWS Security Hub」から得られたデータをリスク評価に活かし、保険料にも反映したサイバー保険を投入。2025年度以降、AWSパートナーネットワークと連携して同保険商品を広く展開したい考え。
将来的にはAWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を活用し、クラウド上のセキュリティ対策状況をリスク評価し、タイムリーに保険料へ反映する保険商品の開発や、ウェブ上でシームレスに保険を契約できるサービスの提供を目指すとしている。
(Security NEXT - 2024/05/09 )
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