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不正アクセスの届出件数が倍増、ワンクリック詐欺も増加傾向 - IPAまとめ

情報処理推進機構(IPA)は、2009年3月のウイルスや不正アクセスに関する届け出状況をまとめた。ウイルス検出数は減少したものの、不正アクセスや「ワンクリック不正請求」に関する届出が大幅に増加している。

3月のウイルス検出数は約11万9000件で、2月の約12万8000件と比較して7.7ポイントの減少を見せた。一方、同日中に発見された同種のウイルスを1件とカウントする届出件数は1674件で、2月の1463件から14.4ポイント増加している。

検出数の1位は「Netsky」で約10万5000個だった。前月より減少しているが、全体数が減ったため占める割合は88.6%と微増した。2位は「Mytob」で約4600個、3位は「Mydoom」で約2700個と続き、前月から大きな変化は見られなかった。届出件数でも1位は「Netsky」で、次いで「Mytob」「Mydoom」の順になっている。

不正アクセスの届出件数は20件で、前月の9件から倍増した。そのうち被害を受けた13件の内訳を見ると、不正プログラムの埋め込みが9件、侵入が4件となっている。また不正アクセス関連の相談件数は40件で、そのうち11件で被害が発生している。

不正アクセス被害では、SQLインジェクション攻撃によりサーバ上でコマンドを実行されたケースが1件、他サイト攻撃の踏み台に悪用されたケースが2件、ウェブサーバ内のコンテンツデータ消去が1件だった。

3月の相談総件数は1406件で、2月の1051件から大幅に増加した。そのうち「ワンクリック不正請求」に関する相談は503件で、前月の355件から増加。相談受付開始後最も多かった昨年9月の651件に迫る勢いとなっている。あらたな手口も確認されており、IPAでは十分な注意が必要だと呼びかけている。

また「偽セキュリティ対策ソフトの押し売り行為」に関する相談が3件、Winnyに関する相談が6件、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が1件寄せられた。いずれも2月より減少している。

(Security NEXT - 2009/04/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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