Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

多機能ウイルス「PE_VIRUT」が発生、さらなる悪質化に注意 - トレンドマイクロ調査

トレンドマイクロは、1週間に国内外で観測したウイルスに関する情報を取りまとめた。

ランキングでは、「MAL_OTORUN2」の流行が依然続いているが、一方でウェブ経由で感染する悪質な「PE_VIRUX」が発見されており、上位には入っていないものの同社は注意を呼びかけている。

同ウイルスは、ファイルの改ざんや不正プログラムのダウンロード、バックドア、Windowsファイル保護機能に対する妨害など多機能が大きな特徴だという。

また「PE_VIRUT.BO」は、ウイルスコードが駆除されると別のウイルス「TROJ_VIRUX.A」へ変化し、さらに別のウイルスをダウンロードする。すでにこうした亜種も出回っており、今後さらなる高機能化についても懸念されている。

同社が取りまとめた国内外におけるウイルスの活動状況は以下の通り。

国内のウイルス感染および発見報告数(2月9日から2月15日まで)

1位:MAL_OTORUN2
2位:WORM_DOWNAD.AD
3位:MAL_HIFRM
4位:MAL_OTORUN1
5位:TROJ_IFRAME.CP
5位:POSSIBLE_OBFUS-3
5位:HTML_IFRAME.HT
8位:CRYP_NOJ
8位:POSSIBLE_HIFRM-5
10位:TROJ_DLOADER.ALP

全世界のウイルス感染および発見報告数(2月12日から2月18日まで)

1位:MAL_OTORUN2
2位:MAL_OTORUN1
3位:MAL_VUNDO11
4位:MAL_VUNDO-6
5位:MAL_VUNDO-8
6位:CRYP_TAP-6
7位:PE_PATCHEP.A
8位:POSSIBLE_HIFRM-5
9位:MAL_VUNDO-5

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

(Security NEXT - 2009/02/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
AIシステムの安全な実装運用に向けたガイダンスを公開 - 米政府ら
検索用目録と誤って個人情報含むファイルを誤公開 - 新潟県
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
従業員が退職時に顧客情報を持出、転職先で使用 - プルデンシャル生命
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ