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2009年は再び不特定多数を狙った攻撃が活発に - トレンドマイクロが予測

またリージョナルトレンドラボのシニアアンチスレットアナリストである岡本勝之氏は、USBワームや脆弱性を攻撃するツールのデモンストレーションを披露した。

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リージョナルトレンドラボシニアアンチスレットアナリストの岡本勝之氏

同氏は、不正プログラムが作成するおそれがある「autorun.inf」と同名のフォルダをあらかじめ用意し、攻撃を防御する方法なども従来より利用されているが、攻撃方法が進化しており、フォルダの名称を変更した上で攻撃ファイルを作成するなど、以前より手口が巧妙になっている点を紹介。また同社が収集した脆弱性攻撃ツールにより、実際にIPに対して無差別に攻撃を行う様子を解説した。

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(Security NEXT - 2009/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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