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標的型攻撃、「圧縮ファイル」利用が前年比2.5倍に

2019年に警察庁が把握したメールによる標的型攻撃は5301件で、「ばらまき型」が全体の9割を占めた。 「圧縮ファイル」の悪用が目立っている。

警察庁が2019年の脅威の動向についてとりまとめたもの。同庁と事業者間で情報共有している「サイバーインテリジェンス情報共有ネットワーク」を通じて把握したメールによる標的型攻撃は5301件だった。前年の6740件を1439件下回る。

同庁では、同じ文面や不正プログラムが10カ所以上に送付されていたものを「ばらまき型」と分類。今回把握した5301件のうち、90%はこの「ばらまき型」だった。

メールの送信先は、インターネット上に公開されていないメールアドレスが82%を占める。また92%のメールで送信元のメールアドレスが偽装されていた。

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標的型攻撃メールの件数(グラフ:警察庁)

(Security NEXT - 2020/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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