2009年は再び不特定多数を狙った攻撃が活発に - トレンドマイクロが予測
同氏は2009年の傾向について、リムーバブルメディアで感染するワームやオンラインゲームの詐取などの例もあるとおり、不特定多数に対する攻撃が増加すると予測。
またこうした現象について、「ローリスクローリターン」へ移行しているとの傾向があると指摘。フィッシングなど攻撃した場合、逮捕されるなどリスクが高い一方、こうしたオンラインゲームを狙った攻撃やメールアドレスの売却など、リターンは少ないものの、リスクも少ないためこうした攻撃へ移行している。
さらに攻撃に利用できる脆弱性は見つかりにくいものの、脆弱性を探す試みが増加すると指摘した。正規サイトの改ざんや偽セキュリティ対策ソフトなどユーザーを騙す手口が横行する可能性があるとの懸念を示した。
同社が示した2009年の予測一覧。ウェブ経由の攻撃が引き続き活発となる見込みだ」(クリックで拡大)
(Security NEXT - 2009/01/06 )
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