オートラン機能を悪用する「Generic!atr」が増加 - マカフィー報告
マカフィーによれば、ウェブ経由の感染が増加し、オートラン機能を悪用する「Generic!atr」の検知数が増加しているという。
同社が7月に検知したウイルスの状況をまとめたレポートによれば、オートラン機能を悪用する「Generic!atr」の感染報告が目立っており、マシン数ベースで見ると6月の3074件から5462件へと大幅に増加。検知した企業数、マシン数において2位以下を大きく引き離し、いずれもトップだった。同社ではウェブ経由による感染の増加が原因と分析している。
またオンラインゲームの利用者を狙ったウイルスが活発な動きを見せており、検知マシン数で見ると、「PWS-Gamania.gen.a」や「PWS-LegMir.gen.k.dll」をはじめ、上位10位中の半数がゲームユーザーを狙ったウイルスだった。
同社では、セキュリティパッチの実施は「必須」と警告しており、不審なメールに記載されたURLなど、不審なウェブサイトへアクセスしないよう対策を呼びかけている。
同社が発表した検知マシン数のトップ10は以下のとおり。
ウイルス
1位:Generic!atr
2位:Downloader-UA
3位:VAnti
4位:Generic.dx
5位:PWS-Gamania.gen.a
6位:PWS-LegMir.gen.k.dll
7位:VBS/Psyme
8位:Generic PWS.y
9位:PWS-OnlineGames.a
10位:PWS-Mmorpg.gen
不審なプログラム(PUP)
1位:Generic PUP.g
2位:Exploit-MIME.gen.c
3位:RemAdm-TightVNC
4位:Adware-GAIN
5位:Winfixer
6位:Generic PUP.e
7位:Adware-Baidu
8位:Adware-SaveNow
9位:Generic PUP.h
10位:Adware-Simbar
(Security NEXT - 2008/08/18 )
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