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バッファオーバーフローの脆弱性を解消した「OpenOffice.org 2.4.1」が公開

バッファオーバーフローの脆弱性を解決したオフィススイートの最新版「OpenOffice.org 2.4.1」が公開された。

同バージョンは、OpenOffice.org 2.0以降に含まれる脆弱性を解消したもの。問題の脆弱性は、不正に細工されたファイルをユーザーが開くとバッファオーバーフローが発生し、第三者による不正なコードが実行される可能性がある。

現時点で脆弱性を狙ったエクスプロイトは見つかっていないが、OpenOffice.orgではアップグレードを呼びかけている。

OpenOffice.org 日本語プロジェクト
http://ja.openoffice.org/

(Security NEXT - 2008/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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