Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

バッファオーバーフローの脆弱性を解消した「OpenOffice.org 2.4.1」が公開

バッファオーバーフローの脆弱性を解決したオフィススイートの最新版「OpenOffice.org 2.4.1」が公開された。

同バージョンは、OpenOffice.org 2.0以降に含まれる脆弱性を解消したもの。問題の脆弱性は、不正に細工されたファイルをユーザーが開くとバッファオーバーフローが発生し、第三者による不正なコードが実行される可能性がある。

現時点で脆弱性を狙ったエクスプロイトは見つかっていないが、OpenOffice.orgではアップグレードを呼びかけている。

OpenOffice.org 日本語プロジェクト
http://ja.openoffice.org/

(Security NEXT - 2008/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「GNU Libmicrohttpd」に複数脆弱性 - 実験的コンポーネントに起因
ルータOS「OpenWrt」に脆弱性 - 修正版がリリース
Cisco製IPフォンや侵入検知エンジン「Snort 3」などに脆弱性
「FortiOS」で複数脆弱性を解消 - 8月に緩和策講じたゼロデイ脆弱性も修正
「Chrome」にアップデート、脆弱性3件を修正
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も