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政府装い、日本企業を攻撃するウイルスメール - Symantecが警告

日本政府を偽装したスパムメールが発生しているとして、Symantecが注意を呼びかけている。

同社が複数の顧客から報告を受けたもので、日本政府を装ったスパムは、日本企業を狙ったものと見られ、添付されたzipファイルを開かせようとするという。問題のzipファイルには、実在するか不明である関係者リストのExcelファイルと、トロイの木馬「Backdoor.Darkmoon」の亜種が実行ファイルとして含まれている。

ファイルを開き、誤って感染した場合は、外部の攻撃者へ情報が漏洩したり、バックドアを設置されるなど被害を受けるため、同社では、不審な添付ファイルを開かないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2008/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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