不正アクセスで個人情報が流出、スパム送信も - アイザワ証券子会社
アイザワ証券グループの子会社であるあいざわアセットマネジメントは、従業員のメールアカウントが不正アクセスを受け、個人情報が流出したことを明らかにした。スパムメールも送信されたという。
同社によれば、5月12日から13日にかけてクラウドのメールサービスが不正アクセスを受けたもの。サーバに保存されていた約2年分のメールを第三者によってダウンロードされた可能性があるという。
対象となるメールには、同社顧客や従業員に関する氏名、企業名、部署名、電話番号、メールアドレスなど1000件を超える個人情報が含まれており、流出したおそれがある。
さらにダウンロードされたメールをもとに、社外関係者に対して約800件の投資を促す内容が記載されたスパムメールが5月13日に送信された。
同社が確認したメールにマルウェアは添付されていなかったが、関連するメールを受信した場合は、添付ファイルを開封せずメールごと削除するよう求めている。
(Security NEXT - 2024/06/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ