約4割占めるスパムブログをシャットアウトする技術を開発 - ニフティ
ニフティは、同社の研究機関「ニフティ研究所」において、スパムブログを自動的に判別してフィルタリングする技術を開発した。
同社が開発したのは、アフィリエイト収入やサイトへの誘導を目的に、検索結果やニュースサイトを転載したり、無意味な文章を自動作成するなど、記事を大量に配信するスパムブログを判別し、フィルタリングする技術。
同社調査によると、分析対象である国内4億5000万のブログ記事について、2007年10月から2008年2月まで毎月約10万記事をサンプリングして調査を行った結果、5カ月平均で約40%がスパムブログだったという。
今回開発した技術では、こうしたスパムブログに対し、手法や目的、内容によって「自動生成系」と「アダルト系」に分け、さらに細かく分類したうえで、各スパムブログの特性に合わせた最適なフィルタリングを実現するという。
同技術は今後、同社のブログ評判分析サービス「BuzzPulse」、および「BuzzPulse」のオンラインサービス「BuzzSeeQer」に搭載する予定。
(Security NEXT - 2008/03/27 )
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