「Apache Roller」にPW変更後もログインセッションが破棄されない脆弱性
Javaベースでマルチユーザーに対応したブログプラットフォーム「Apache Roller」に脆弱性が判明した。脆弱性を解消したアップデートが提供されている。
管理者やユーザーがパスワードを変更したあとも既存セッションが無効化されない脆弱性「CVE-2025-24859」が判明したもの。
パスワード変更後もアクティブとなっている既存ログインセッションが破棄されず、引き続き有効なままだという。
開発グループは、脆弱性の重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とした。共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは、最高値となる「10.0」と評価されている。
開発チームでは、「Apache Roller 6.1.5」にて同脆弱性を修正。パスワードの変更やアカウントを無効化した際にセッションを失効するよう変更した。
(Security NEXT - 2025/04/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NVIDIAのGPUディスプレイドライバや仮想GPUソフトに複数脆弱性
GitLabにXSSなど複数の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満
ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
SonicWall「SMA 100」にバックドア、ゼロデイ攻撃か - 侵害調査の実施を
マルチパートフォームデータを生成するnpmパッケージに脆弱性