一部ブログ記事に意図しない外部スクリプト - アイティメディア
アイティメディアは、同社が運営するブログの一部コンテンツに不正なスクリプトが混入していたことを明らかにした。特定の条件のもとアクセスすると、不正な内容が表示される状態だったという。
同社によれば、同社が運営する「オルタナティブ・ブログ」において、2018年に投稿された特定の記事に、執筆者が意図しない形で外部スクリプトが混入していることが判明したという。検索エンジン経由でアクセスすると、不正な内容が表示される状態だった。
2025年7月3日に第三者から通報があり発覚。同社では同日、問題のスクリプトを削除するとともに対象ブログを閉鎖した。また検索エンジンに対してインデックスからの削除を申請し、検索結果が修正されたことを確認した。
今回の問題について同社は、運営メディアに対する直接的な不正侵入に起因するものではないと釈明。情報の流出やシステムの改ざんは発生していないとしている。個人情報の流出についても否定した。
問題のページにアクセスした心当たりがある利用者に対し、最新の状態でマルウェア対策ソフトによりチェックするよう呼びかけた。また今回の問題を受けてすべての記事を対象に不正なリンクなど含まれていないかチェックし、不正なスクリプトの混入がないことを確認したとしている。
(Security NEXT - 2025/07/18 )
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