サイボウズ製品にXSSなどの複数の脆弱性 - アップデートで解消
「サイボウズOffice 6」や「サイボウズガルーン」など、サイボウズ製品に複数の脆弱性が見つかった。同社ではアップデートの提供を開始している。
異なる2件のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が見つかったほか、DoS攻撃を受ける脆弱性やHTTPヘッダインジェクションの脆弱性が発見されたもの。脆弱性が攻撃を受けた場合、ウェブブラウザ上でコードを実行されたり、キャッシュの上書き、任意のクッキーの発行されるなど、被害を受ける可能性がある。
今回見つかった脆弱性の影響を受けるのは、「Office 6.6 (1.3) 」「ガルーン1.5 (4.1) 」をはじめ、「ガルーンワークフロー1.0 (1.1) 」「ガルーンファイル管理サーバー1.0(0.7)」「ガルーンファイル管理サーバー 1.0(0.7)」「ガルーン施設予約サーバー 1.0(0.7)」「ドットセールス1.0」など。いずれも以前のバージョンも含まれる。
同社では脆弱性を解消した最新版を用意。「Office」「ドットセールス」についてはウェブサイト、「ガルーン」シリーズについてはパートナーを通じて提供される。
サイボウズ
http://cybozu.co.jp/
(Security NEXT - 2007/12/11 )
ツイート
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
