サイボウズ製品にXSSなどの複数の脆弱性 - アップデートで解消
「サイボウズOffice 6」や「サイボウズガルーン」など、サイボウズ製品に複数の脆弱性が見つかった。同社ではアップデートの提供を開始している。
異なる2件のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が見つかったほか、DoS攻撃を受ける脆弱性やHTTPヘッダインジェクションの脆弱性が発見されたもの。脆弱性が攻撃を受けた場合、ウェブブラウザ上でコードを実行されたり、キャッシュの上書き、任意のクッキーの発行されるなど、被害を受ける可能性がある。
今回見つかった脆弱性の影響を受けるのは、「Office 6.6 (1.3) 」「ガルーン1.5 (4.1) 」をはじめ、「ガルーンワークフロー1.0 (1.1) 」「ガルーンファイル管理サーバー1.0(0.7)」「ガルーンファイル管理サーバー 1.0(0.7)」「ガルーン施設予約サーバー 1.0(0.7)」「ドットセールス1.0」など。いずれも以前のバージョンも含まれる。
同社では脆弱性を解消した最新版を用意。「Office」「ドットセールス」についてはウェブサイト、「ガルーン」シリーズについてはパートナーを通じて提供される。
サイボウズ
http://cybozu.co.jp/
(Security NEXT - 2007/12/11 )
ツイート
PR
関連記事
個人情報書類を誤廃棄、庁内書庫への引継ぎ時に判明 - 大阪市
組織内の「SaaS」や「生成AI」リスクを可視化するソリューション
石光商事のランサム被害、SIM搭載PC経由でサーバを侵害
ゆうパックの郵便局控えなど約4万件を紛失 - 兵庫県の郵便局
システム管理用メールドメインがスパム踏み台に - ヤンマーG
シャープ通販サイトでクレカ情報など個人情報流出の可能性
NVIDIAのデータ処理ユニットに複数の脆弱性が判明
DDoS攻撃、前月から約3割減、最大攻撃規模も縮小 - IIJレポート
「WordPress」向け生成AI活用プラグインにRCE脆弱性
「PAN-OS」に含まれるOSS脆弱性を修正 - 重大な影響なし