弥生会計に通信が暗号化されない脆弱性 - 弥生がアップデートを公開
弥生会計の一部通信機能が暗号化されていない脆弱性があることがわかった。弥生はアップデート版の提供を開始している。
クイックナビゲータ機能により弥生のサーバにログインする際、ユーザー認証のデータ送信が暗号化されないのもの。「弥生会計」や「やよいの青色申告」など一部製品に影響があり、顧客番号や電話番号などが盗聴されて流出した場合、なりすましなどの被害に遭う可能性がある。
脆弱性は、クイックナビゲータ機能を利用しなければ影響は受けない。また弥生では、SSLによる通信が可能なアップデート版が公開しており、適用を推奨している。
旧バージョンの「弥生会計」「弥生販売」を ご利用のお客様へ
http://www.yayoi-kk.co.jp/news/20070730.html
情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/security/
JPCERTコーディネーションセンター
http://www.jpcert.or.jp/
(Security NEXT - 2007/07/31 )
ツイート
PR
関連記事
スパム対策機器にゼロデイ攻撃、ディレクトリサーバに横展開 - 慶応大
高齢者調査名簿や調査票が所在不明に - 名古屋市
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
ボランティア連絡用端末で誤送信、メアドが流出 - 奈良県
寝台列車「TWILIGHT EXPRESS」の乗客情報を消失 - 誤操作か
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
先週注目された記事(2025年12月21日〜2025年12月27日)
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供
