Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

仙台市、消防署職員のPCから火災関連情報が流出 - P2Pソフト経由で

仙台市は、消防署職員の私用パソコンから、個人情報26件を含む火災関連情報ファイルが、ファイル交換ソフトを介してネット上に流出したと発表した。

流出したのは、若林消防署の職員が2004年ごろに作成した業務用ファイル。火災原因判定書、簡易火災原因判定書、損害調査書など60ファイルで、氏名、住所、電話番号、生年月日などの個人情報26件や法人情報7件なども含まれる。

2月13日に流出を指摘するメールが同市に送られたことで判明。同市が調べたところ、流出したファイルは職員所有の私用パソコンの外付けハードディスクに保存されたままとなっており、ウイルス感染により流出したと見られている。同市では該当する個人や法人に謝罪するという。

(Security NEXT - 2007/02/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト