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「オンラインゲームガイドライン」が策定 - 個人情報保護や不正行為への対応目指す

オンラインゲームフォーラムは、個人情報保護や不正行為への対応など、オンラインゲームの安全運営に向けたガイドラインを策定し、公表した。

同ガイドラインは、オンラインゲームを安心して利用するためにプレイヤーが注意すべきこと、また運営会社が取り組むべきことをまとめたもの。同フォーラムに参加しているオンラインゲーム運営会社15社により作成された。

IDやパスワードなどの個人情報を厳重に管理するよう、ユーザーと運営会社双方に呼びかけているほか、快適にプレイするためのマナーなどについても注意を求めている。

また、ゲーム内のアイテムや通貨などを現実の金銭で売買する「RMT(リアル・マネー・トレード)」は大半の運営会社が禁止しており、ゲームバランスを崩すだけでなく詐欺などのトラブルが発生する危険性も高いとして、警告を発している。

さらに、ネット上で公開されている不正ツールを使って経験値やゲーム内通貨を獲得したり、パラメーターを改変したりといった行為は全てのオンラインゲームで禁止されているとして、ユーザーに注意を促すとともに、運営会社には効果的な対策を検討するよう求めている。

(Security NEXT - 2006/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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