Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

秋田銀行、データ誤登録で457件の口座情報を流出

秋田銀行は、顧客の口座情報457件を、誤って別の取引先企業2社のデータに登録していたことが判明したと発表した。

同行によれば、8月9日に、取引先より「ファームバンキングデータの中に覚えのないデータが登録になっている」との連絡があった。ただちに調査したところ、取引先2社のファームバンキングにデータを登録する際に、誤って別の取引先のデータが一部登録されていたことが判明した。

誤登録されたのは口座情報457件で、銀行名、支店名、預金種目、口座番号、カタカナ受取人名など。同情報はすでに削除、および破棄されているという。誤登録の対象となった顧客に対しては、個別に書面を送付して経緯説明と謝罪をした。同行では、顧客情報の管理体制を強化して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/09/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
図書館読み聞かせボランティア向けのメールで誤送信 - 柏崎市
医療者向け会員サービスで個人情報が閲覧可能に - 権限設定ミス
NASがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 順大
Progress製DB接続ドライバ「DataDirect」に複数の脆弱性
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み
イベント参加者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 東京都
市営住宅入居者の個人情報含むディスクを紛失 - 京都市
飲食店営業許可施設一覧に誤って個人情報を誤掲載 - 神奈川県