Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

携帯通信事業者および主要ISP、迷惑メール対策グループを創設

国内の主要インターネットサービスプロバイダーおよび携帯通信事業者各社は、迷惑メール対策を技術的な見地から検討、実施するワーキンググループ「Japan E-mail Anti-Abuse Group(JEAG)」を共同で創設した。

同グループは、迷惑メールの巧妙化、悪質化が進んでいる現状に対処するため、国内のおもなISPや携帯電話事業者、ソフトウェア、ハードウェアメーカーなど約30社で結成された。議論や共同作業を通して迷惑メール対策における統一した方向性を模索し、合意が得られた技術やポリシーを実際に導入することを当初の目標としているという。

発起人は、インターネットイニシアティブ、エヌ・ティ・ティ・ドコモ、KDDI、パナソニック ネットワークサービシズ、ぷららネットワークス、ボーダフォンの6社。設立メンバーには、ヤフーやニフティ、日本ヒューレット・パッカード、JPCERT コーディネーションセンターなども参加している。

(Security NEXT - 2005/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

がん検診受診予定者の個人情報をメール誤送信 - 浦河町
検証機能にバグ、ファイルの問題を検知できず展開 - CrowdStrike
米親会社委託先にサイバー攻撃 - 希少疾患の製薬会社
未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
アカウント管理システムに侵害の痕跡、個人情報が流出 - 伊藤忠丸紅鉄鋼子会社
Dockerエンジンの認証プラグインに脆弱性 - CVSSは最高値だが悪用可能性は低
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正