DNP、社員証に多機能ICカードを導入しセキュリティを強化
大日本印刷は、国内の同社グループ社員約3万5000人を対象に、4月より多機能ICカードを発行すると発表した。同カードは、セキュリティや入退室管理にも用いられ、情報セキュリティ体制を強化に用いられる。
同カードは、1チップで非接触インタフェースによるJavaCardアプリケーションと接触インタフェースによるFeliCaアプリケーションを利用できる「クロスアクセス機能」を実現。ICチップ内部での暗号化やデジタル署名などの本格的なPKIを、接触、非接触いずれのインターフェースでも行うことができる。
同カードは、FeliCaに対応したデュアルインターフェースJavaカード。同社によれば、同仕様のカードを社員証としての導入は、世界初だという。
(Security NEXT - 2005/02/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト