Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マカフィー、7月のコンピュータウイルスの届出状況を発表

マカフィーは、2004年7月におけるコンピュータウイルスの届出状況を発表した。

同発表によれば、7月は、添付ファイルを通じて感染を拡げる大量メール送信型のウイルスが上位を占めていた前月から一変し、OSの脆弱点を攻撃するトロイの木馬型のウイルスが急増しているという。

ウイルス検知数のランキングによると、トップ10中、トロイの木馬が企業数別でトップ10中8種、マシン数別でトップ10で5種を占め、他のウイルスを大きく凌いでいる。

同社では、マイクロソフトの修正情報を漏らさず適用し、特に夏休みを迎える8月には、脆弱点攻撃型のウイルスを警戒するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2004/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
健康靴の通販サイト、個人情報流出の可能性
個人情報含む国勢調査世帯一覧を紛失 - 荒尾市
闇サイトでの個人情報流通を契機に不正アクセス判明 - 不動産管理会社
委託業者の別自治体向け納品ファイルに個人情報 - あま市
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供