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セキュリティソリューションへの支出、世界で年間1000億ドル超に

2019年に支出が見込まれるソリューションは、「マネージドセキュリティサービス」と予想。210億ドルを超えるとの見方を示した。「ネットワークセキュリティハードウェア」「インテグレーションサービス」「エンドポイントセキュリティソフトウェア」が続く。

年間平均成長率で見ても、「マネージドセキュリティサービス」は14.2%でもっとも高いという。「セキュリティアナリティクス/インテリジェンス/レスポンス/オーケストレーションソフトウェア(10.6%)」「ネットワークセキュリティソフトウェア(9.3%)」と続いた。

地域別に見ると、2019年に支出額がもっとも大きいのは「米国」で447億ドルと予測。2番目に大きい市場は「中国」。さらに「日本」「イギリス」などが上位に入った。

事業規模で見た年間平均成長率は、従業員500人から1000人の「大企業」で11.1%。従業員1000人以上の「超大企業」が9.4%だった。2019年の支出額を見ても、これら企業で支出額の約3分の2を占めたという。

(Security NEXT - 2019/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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