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セキュリティソリューションへの支出、世界で年間1000億ドル超に

2019年のセキュリティ対策ソリューションに対する世界全体の支出額は、前年比9.4%増の1031億ドルになるとの予測をIDC Japanが発表した。2022年には1338億ドルに達する見通しだという。

IDC Japanが、9地域43カ国において、20業界を対象に、2018年から2022年までのセキュリティ対策ソリューションに対する支出額を予測したもの。

2019年は前年比9.4%増の1031億ドルになると予測。対象期間における年間平均成長率は9.2%と分析。2022年には1338億ドルに達すると見ている。

支出額が大きいセクターは、「銀行」「組み立て製造業」「連邦、中央政府」。規制対象や機密性の高い情報を扱う業界が中心で、これら3業界をあわせた支出額は300億ドルを超える見通し。

年間平均成長率の予測では、「州、地方政府」が11.9%でもっとも高く、続く「通信(11.8%)」「資源産業(11.3%)」についても11%を超えるとしている。

(Security NEXT - 2019/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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